自分のビジネスに着手することで「テトリス中毒」を脱した話

「落ちてくるブロックをいくら積み上げても無意味」。
そんなことは百も承知ですが、テトリスしか考えられないのが中毒者の実態です。

 

依存症とは、コントロール喪失に陥ってしまい、 ほどほどにできなくなる脳の病気です。


私はお酒やギャンブルには興味がないものの、寝る前にテトリスをする癖がありました。「適度な」ゲームは良いストレス解消になるという研究成果も報告されていますが、やり過ぎはもちろん禁物。だけど、私はこの「適度」が全くコントロールできなかったのです。

 

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ところが最近、「自分のビジネスをどう進めるか」と考えることで、あっさり脱テトリスができてしましました。これまでテトリスをしていた時間を構想(最初はほぼ妄想)に充てているのです。

 

私は平日は会社に勤め、休日には家族の自営業を手伝っています。
どちらも好きで選んだ仕事ですし、色んなアイディアを実現できる環境で仕事を楽しめています。

 

とはいえ「自分の最も重要だと思うプロジェクトを動かしてみたい」という希望があることも事実でした。
ビジネスというと大げさですし、今も断続的にしか進められませんが、私自身が貴重な人生を捧げるに値する何かが欲しかったんですよね。

 

例えるならば、自分の美術館を作るイメージです。

自分が一番素晴らしいと思うものを集めて、それにふさわしい空間を作り、志を共にしてくれる素敵な仲間を見つけて、一緒にお客様をお迎えする。

そんな美術館づくりをやってみたかったんですよね。

 

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まだまだ道半ばですし、2度失敗もしました。(いずれまたそちらのお話も)。

 

今は、テトリスに興じるよりもずっと有意義に人生を使えていることがただ嬉しいです。